初恋

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そう、初恋は小学校３年生の時のこと。
転校生がやってきた。典型的な初恋フラグだ。
札幌から転校してきたＳさんに
ひ・と・め・ぼ・れ

さて、新学期にすることはなんでしょう？そう、席替えです！
「気になってるあの人の隣になれますように。」
「僕は、目が悪いから常に一番前で変化ありません」
「一番後ろの席になって、ゆうゆう過ごしたいぜ。」
「マンガみたいに窓際を眺めながら授業を受ける静かな少年」
そんな生活を送るために必要なもの、それが
【席替えのくじ引き】
運を天に任せくじを引く僕・・・・・・
席替えでドキドキするのは初めてだ・・・・
見事隣を引き当てる。

最初はやっぱ、おとなしくって、いい子だなって思った。
まだ慣れない新しい学校で、進んで掃除当番でも動いてくれる。
転校してきて、教科書違ったから、音楽の教科書みせて
なんて言われるとドキドキする。
ああ、おしとやかでなんていい子なんだ。
そう思ってしまった1学期

およそ1か月の夏休みという長期で会えない時間を挟み2学期突入。
2学期になったらするもの・・・・・
それは
【席替え】
「あの人とまた隣になれますように」
「今度こそ後ろの席になれますように」
「今度こそ窓際にこれますように」
「今度こそ・・・・・・」
そんなクラスの各の思いを背負ってくじ引きスタート！！

まあ、次も隣になれるわけないよねｗｗ
でも、これで良かったんです。
僕はおばあちゃんのうちで可愛いいとこといっぱい遊んできたんですから。
Ｓさんよりいとこの方が可愛いもんね。あと、１年逢えないけど・・・・
ってことで2学期早々初恋の人と分かたれたのでした。

次回に続く

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タグ：学生時代